2025/11/18 14:18

冬の3ヶ月って、長いようで、ふっと気づくと終わりが見えてくるんですよね。

日差しが少し明るくなったり、空気の匂いが変わったり、桜の話題がちょっとずつ出てきたり。

そんな「冬の終わり」って、実は心にとってすごく大きな節目なんです。


『四季めぐり帳〈冬編〉』には、
この“季節の切り替わり”を気持ちよく迎えるための仕掛けが、こっそりいくつも入っています。

1. 冬を味わいきった実感が、気持ちを軽くする

冬って、どうしても縮こまりがち。

でも、この手帳を使っていると…


・冬の光や空気
・あったかい食べもの
・室内でのちいさな遊び
・好きな香りや布もの
・静けさのありがたさ


こんな“冬特有の良さ”を、毎日の中でちゃんと受け取ることになります。


季節を味わいきった人は、次の季節に向かうとき、
残っていた気持ちの置き場所が整理されているんですよね。


「冬、おつかれさま。ありがとう。」
そんな感覚とともに、春へ向かう準備が整います。

2. 春を楽しむ余白が、自然と生まれる

手帳の後半には、
「春にやりたいアイディア集」があります。

これがね、不思議と心を軽くするんです。


春の予定をギチギチに詰めるようなページじゃなくて、
“ちょっとした楽しみ”をそっと置いておく場所。


・春に食べたいもの
・行ってみたい場所
・やってみたいこと
・身につけたい小さな習慣


こんな小さな願いを書いていくと、
冬が終わるさみしさより、
「次の季節、ちょっと楽しみかも」という気持ちが育ちます。

 3. 過ぎた季節をまとめると、心に余白ができる

冬の最後には、3ヶ月全体のふりかえりがあります。

ここで見えてくるのは…


・この冬、自分を支えてくれたもの
・繰り返し出てきたテーマ
・少し成長したこと
・もう手放してもいいもの


丁寧にふりかえると、
心にあったもやもやとしたものがスッと片付いていくんですよね。


春って“始まりの季節”だけど、
始まりが心地よくなるのは、
その前にひとつ季節を終えられているからです。

4. 1年後の自分へ宛てるおたよりが、静かに背中を押してくれる

手帳の最後には、
「1年後の冬の自分へおたよりを書くページ」があります。

ちょっとロマンチックで、
でもすごく心に効くページ。


・この冬に感じたこと
・大切にしたいこと
・未来の自分に残したいメッセージ


これを書いておくと、
春に進むときに自然と“気持ちの線”がつながるんですよね。


「また来年の冬も、ちゃんと大切にできるといいな」
そんな思いが、自分を落ち着かせてくれます。

冬の終わりは、ゆっくりほどける時間

忙しさで気持ちが前のめりになっていると、

季節の変化ってあっという間。


でも、
冬をふりかえって、春を迎える準備をする
というこの流れがあるだけで、
心のスイッチの切り替えがすごくなめらかになります。


『四季めぐり帳〈冬編〉』は、
ただの手帳ではなくて、
季節と気持ちを丁寧につなぐ“橋”みたいな存在です。


春がちょっと軽やかに感じられるのは、
冬を優しく終えられた証拠なのかもしれません。