2025/11/18 13:27
季節って、気付くとすぐに過ぎちゃいますよね。
特に冬は、忙しさと寒さで気持ちがギュッとなりがち。
『四季めぐり帳〈冬編〉』には、
1月・2月・3月の月ごとのふりかえりと、
最後にまとめのページがついています。
実はこれがとっても心に“効く”のです。
ただの振り返りではなくて、
自分の心のくせや、大切にしたい価値観が自然に浮かび上がります。
今日はその秘密をちょっとだけご紹介します。

1. 「ひと月のうちにこんなことがあったんだ」と気付ける
毎日だと何も変わってない気がするけれど、
1ヶ月単位で振り返ると、意外といろいろ動いているんですよね。
・心が動いた瞬間
・モヤっとしたこと
・うれしかったこと
・気付けば続いていた習慣
短くてもいいから書き出すと、
「自分の生活の流れ」がはっきりしてきます。
2. うまくいっている“パターン”が見えてくる
ふりかえりを3ヶ月分重ねると、
ちょっとずつ“傾向”がでてきます。
たとえば…
・朝ゆっくり過ごせた日は気分が安定してる
・家に花がある週は気持ちが軽い
・睡眠時間が短いと自己嫌悪しがち
・寒い日は外に出る気力ゼロだけど、散歩すると復活する
こういう 「自分の調子が良くなるパターン」 を見つけられるのが良いところ。
逆に、調子を崩すパターンもサラッと見えてくるので、
自分の扱い方がだんだん上手になります。
3. モヤモヤの“根っこ”が見つかる
冬って気分が落ち込みやすい季節でもあって、
理由がわからないまま疲れが溜まること、ありますよね。
ふりかえりをしていくと、
・本当は負担に感じていたこと
・やめたいのに続けていた習慣
・心が求めていたのに後回しにしていたこと
こういう“見ないふりしてた気持ち”が静かに顔を出します。
気付くだけで、心が軽くなることも多いんですよ。
4. 「あ、わたしってこれが好きなんだ」がわかる
ふりかえりページに、うれしかったできごとを書くのもおすすめです。
そこに書かれた言葉は、
ほぼそのまま 「あなたの大切にしたいもの」。
・人とのあたたかいやりとり
・季節を感じられる散歩
・ひとりの時間
・達成感
・おいしいもの
・家族との小さなイベント
3ヶ月分並べてみると、
「これ、毎月書いてない?」って項目が出てきます。
それが、あなたの“冬に限らない大事な価値観”なのです。
5. 3ヶ月のまとめで「あ、この冬も悪くなかったかも」と思える
最後の 「冬のまとめ」 では、
季節全体をゆっくりふりかえります。
ここまでくると、
日々のばたばたの印象とは違う
“本当の自分の冬”が浮かび上がってくるんですよね。
「思ったより充実してた」
「ちゃんとがんばってた」
「静かだけどゆたかな冬だった」
そんな気付きをくれるページです。

自分のくせを知ると、暮らしが扱いやすくなる
ふりかえりって、
単なる「反省会」じゃなくて、
自分の暮らしのトリセツづくりなんですよね。
気付けば無理していたこと、
逆に、気付けば自分を支えてくれていたもの。
それを知れると、
春のスタートを軽やかにしてくれます。
『四季めぐり帳〈冬編〉』は、
そんな“心地よい自分との付き合い方”を見つけていける手帳です。
